かつらとメガネをとった馨くんはすっごくかっこよくて…。 さすがはモデルだなんて思わされる。 そんな馨くんの顔が今、すっごいドアップ。 「鈴音さん…俺…。」 馨くんの顔が更に近づいてきて…。 あたしは驚きすぎて動けない。 あと数センチで唇が触れる。 そんな時だった。 バタンっ!! 「鈴っ!!」 勢いよく開くドアの音と共に剛があたしを呼ぶ声。