「彼氏がそんなんだと彼女、逃げちゃういますよっ♪」 「………!?」 生徒会長は俺とすれ違う時そう言い残して去って行った。 …何やあいつ。 俺は疑問に思いながらも屋上のドアを開けた。 そこには予想通り阿保の姿が。 俺は鈴に気づかれないように静かに歩み寄る。 「トイレに何分かかってんねん阿保。」 「ひぃっ!?ご、剛!?」 驚きすぎ。