「私の事は美代でいいよっ!!」 「あ…うん…。」 美代ちゃんは、笑顔がひまわりみたいで、小柄な可愛い子だった。 守ってあげたくなるような…ほわ~んとした感じ。 「てか大阪から来たんだ!?」 「うんっ。」 「浅木田君と一緒だぁ~っ!!」 あ、浅木田と言いますと…!? 「あ、浅木田君はね、丁度鈴ちゃんの隣の席の人だよっ!!」 美代ちゃんは、隣に聞こえないように声をひそめて言った。