霞音 「ほっとけっていってんの聞こえない?余計なお世話なんだよ!?」

無性に腹が立ってアメを投げつけた。

教室のドアを思いっきり閉めて走った。

途中で、担任の先生にぶつかったけど、先生は

知らないフリ。

そぅ、両親もあたしのことはいないフリ。

なら、中途半端に関わってくるのはまぢうんざり。

はぁ――――― また、来てしまった。

ココは、学校の屋上。

すごい高い。雲に手が届くんじゃないかって

おもうほど。

でも、人は全く来ない。

今は、授業中だからもちろんだけど、普段も

なぜだか知らないけど。

だから、あたしの場所だ。。