「あぁ、悪いな・・・大丈夫か?」




ビクッ!!




私は、ぶつかった男を見てビックリした。




「なんだよ・・・起こしてやるんだから手くらい出せよ!!」



男はそう言うと私の手を勝手に引っ張った。





全身、鎖だらけで、大量のシルバーアクセ。
片目は眼帯で隠れていて、頭にはバンダナを巻いている。






「・・・・あの・・・ありがとうございました・・・・」





私はそう言うとその男から離れようと歩き出した。




でも・・・・。
ガシ!!



「!!」