「きゃっ!!」 肩を捕まれ、バランスを崩し、その男にしがみついてしまった。 『大丈夫か?』 その声で男の正体がわかった。 「蓮っ…!」 『なんだよ?涙目で』 「なにって…ビックリするじゃん!」 『は?お前、俺のこと不審者だと思ったんだろ』 「へ!!?」 図星だった私は、変な反応をしてしまった。 『ふっ☆図星かよ!!』 「だっ!!だって//」 『安心しろよ。俺がお前を守るから。』 「え…」 .