それでも必死な
アタシは大声で言った。
「アタシまだ、
何も、言ってへん!」
彼はそのままの
姿勢で黙って聞いている。
「アタシ・・・!!
アタシ・・・
優のことが好きっ!
ワガママで俺様で・・・
でもそれでも大好きっ!!」
真っ赤な顔で涙と鼻水で
もうグダグダ・・・。
でもそんなの気にしてられない。
それからアタシは廊下を
駆けて中庭へと向かった。
彼も教室棟に戻ってきた。
2階の踊り場のちょうど階段の上と下のところで出会った。
アタシは思わず階段が5段くらい残っていたけれど
その段差さえもどかしくて彼に向かって飛び降りた。

