アタシははっとして 「あ、あぁ・・・ なんでもあらへんから」 焦って答える。 「でも顔、赤いけど?熱でもある?」 「あ!ホンマ、 大丈夫やから!うん。ほんじゃね」 アタシは大きく手を振って彼女から離れ自分の教室へと帰った。 なに思い出してんだ? アタシ。 どうしたんだ? アタシ・・・。