切ナクテ、恋シイ、ヒト。




アタシが重い腰をやっとあげて教室を出る頃には

夕陽がもう少しで沈んでしまいそうなくらいになっていた。






彼の好きなこの場所からの夕陽・・・。





もう一度

その夕日を見てアタシは
そっとドアを閉めた。