切ナクテ、恋シイ、ヒト。



きっとその彼女にも同じように囁くように甘い言葉を平然と言っているんだろう。





同じ言葉でも彼女への言葉は真実で

アタシへの言葉は偽り。




でもそれがアタシには
ちょうどいいのかもしれない。






こんなアタシだから。



霧の中のような嘘だらけの2人。







彼はアタシを信じちゃいない。

だからアタシも彼を信じちゃいけない。






きっとゲームする感覚でアタシと一緒にいるんだろう。



そう考えると胸の奥が痛んだ。