2人の間に沈黙が続く。 アタシは彼の目に吸い込まれそうになりながらもじっと見つめる。 彼の顔がゆっくりと 近づいてくる。 目、鼻、唇、すべてが整って とてもキレイな形をしている。 どのパーツひとつひとつとっても。 本当になんてキレイな形をしているんだろうと思ったまま見つめる。 すると 「目、閉じてくんないとなんもできないよ」 くすりと笑って優が言った。 その言葉にアタシは顔が真っ赤になる。