そして少し沈黙が続いた後 「離してほしかったら・・・ 俺のこと優って呼んで?」 そう言った。 そんな・・・。 「そんな・・・ 別に名前で・・・呼び合うほど・・・」 アタシは小声で言った。 ドキドキしすぎて意識していないと息ができない感じ。 頭ん中 ショートしそう・・・。 「そんな途切れ途切れの囁くみたいな声で言われるとそそられるなぁ」 笑いながら言う。 なんでいっつもそんな余裕なんよ! アタシいっつも必死なのに!