カーテンから見える外の景色は、もう薄暗かった。 外は風がとても強く、隣の家の木がゆさゆさと揺れていた。 その時、 電話が鳴った。 「はい、水野です。あ、いつもお世話になっております。はい・・え?・・え??そんな・・。」 新婚さんらしい電話の受け答えだと感心していたら、みずきさんは突然受話器を持ったまましゃがみこんだ。 「ハル・・くん・・、亮ちゃん仕事場で・・倒れたって・・。今、救急車で大きい病院に運ばれてる・・って。どうしよ・・。」