ジャージ姿のまま、走って公園へ向かった。 走りながら、自分を正当化するためにいろんなことを考えた。 あの泣き方は、ただごとじゃない。 きっと、大変な事件に巻き込まれたんだ。 もしかしたら、変質者に追われているのかも知れない。 とか。 僕は、あと一歩というところで断りきれなかった。 あの時、ユキからメールの返信があったら、僕は絶対断ってた。 どんなにお願いされても、突き放すことができたと思う。 この自分の甘さを後悔してももう遅かった。