声をかけようと思った




話そうと思った







でも





言葉が見つからない








ハッキリと出来てしまった距離を






繋ぐ言葉を







私は持っていない









この空間を





この距離を





この沈黙を







作ったのは私だ










それでも








やっぱり私は他人任せで








心のどこかで









レイの言葉を待っていた