「していい?」


「だめ。部屋にゴムないもん。」


「おれのサイフのなか」


「変態。でもやんない。あっくんに殺されてもいいならいいよ」


「…やめとく」


「ん。今度してあげる。愛莉、家とかでするの嫌い。なんかスリルあったほうがいい〜〜〜〜屋上とかさぁ!」


「ええええ・・・」


「何?いやなの?じゃあしない!多分あっくんの血が流れてんだよ愛莉には。あっくん変態だから」


「体育館のトイレとか?みんなの授業中」


「さいこお…溶ける…」


「キスしていい?」


「ん」




大好きだよ。亮輔




言葉ではあらわせないくらいすき



この幸せが



崩れていこうとするのを



まだ



気づいていなかった