それから他愛もない話をして保健室を出た




「んーどうしよっか」


「屋上行くか!」


「記念の場所じゃん!」





そう





俺たちのバカなゲームの終了場所





「あ、いたいた」


「?」


「この学園の教師です」


「あ、大宮亮輔と愛莉です」


「今日お2人が学園に来てると学園長に言われて・・・」


「あぁ。」


「で、この鍵を渡しておけといわれて・・・。屋上の鍵です」


「屋上に鍵なんてついてたっけ?」


「今年からつけたんです。あまりにも屋上でサボる生徒が増えたんで」


「へぇ」






俺らも結構サボりの常連・・・




仕事がなくてもサボってたな・・・




鍵を受け取って、屋上に向かった