「じゃあさ、・・・」



なんで



愛莉がもう教室にいるの?



“愛莉”が・・・



ん?愛莉はここにいるよ?



「・・・・・・・・・・・・・・・あんた誰?」


「あたし?あたしは吉川瑠羽です!」


・・・


瑠羽・・・ね。



あの瑠羽・・・



「・・・で、なんでさ。愛莉の顔なの?」


「ホーント。そっくりですね。あたしとあなた」


「・・・・・・・・・体型とか髪型とか・・・全部一緒。・・・・・・・・・」




・・・これはまさしく




「ドッペルゲンガーやぁっ!!!!!!!」



誰かが叫ぶ


・・・


「失礼だね。どっちかが偽者ってことになるじゃん。まじ今の愛莉気分悪くなった」


「ご・・・ッ・・ごめんなさい・・・」


「・・・もうドッペル見飽きたよ?愛莉は。」


「・・・クスッ。何のこと?」


「・・・レオやカリファや夏輝を送り込んできたのはあんただよね?瑠羽様。」


「・・・」