「あ、RYO~!」



まるで計算していたかのように病院の外にいたのは





「カリファ・・・」


「ふふ♪一緒に寮に帰りましょ?」


「悪い・・・今から仕事」


「そういえば江戸川さん大丈夫~~?なんかどっかの脈に切れ目はいったんでしょお?大変だったわね・・・」


「あぁ。カリファには関係ねぇだろ」


「ある・・・かもよ?」


「は?」


「やだぁ!同じ人間として脈はあるんだから関係あるじゃない!」





今、背筋が凍ったような気がした




『ある・・・かもよ?』



本当に



ねぇよな?カリファには・・・



「そうだな・・・俺もう行くから」


「うん!じゃあ明日!」



心臓が早まる



ドクドクドクドク・・・



なんだ?この



嫌な予感