新の言葉はオレの心を揺らした 姫のためを思うなら 手を離してあげなければ それが本当の愛情なのか? まだ わからないけど 「姫子ちゃんの事はわかったよ 変な噂を入れないように できる限りの事はするから ぼくは翠が好きだからね」 急に気色悪いくらい優しくなる新 いつもの新のペースだ 人の痛いところを突っついて 最後は さも優しい好い人のように笑う 「何年付き合っても新、お前の性格、よくわからないよ」 「そお?」 新は遠くを見るような目をして グラスに口をつけた