けれど、私のその言葉と顔を見た伶さんが、表情を歪めた。 そして、伶さんの片手が私の顔にのびてきて、さらりと頬をなぞった。 どくん、とはねる心臓。 一瞬強張った、私の身体。 伶さんはそんなことに気付いてない様子で、表情を歪めたまま、私の頬をなぞった。 そして、ぴたり、と手を止めた。