本当ならばゆっくりしていたい日曜日。 けれど、久々に休日に晴れてくれた天気に、散々部屋に充満していたじめじめした空気を一掃したくなって、朝からぞうきんがけに、掃除機がけと、洗濯機以上に動いていた。 「…ふぅ。」 開け放った窓から入ってくる風が気持ち良い。 今年の春に社会人になった私、十波由佳(トナミ ユカ)は、一人暮し4ヶ月目。 仕事にもようやく慣れてきて、これで彼氏でもいれば文句はないのにな、なんて思いながら毎日を過ごしていた。