美稀は家に帰り、考えた。

智也は学校も同じで、毎日会える。デモ、智也は又前みたいな事があったら嫌。


竜生は学校が違って、塾の日くらいしか会えない。デモ、そのたまに会えるっていう事に好き度は高くなる。



わからない。



美稀はアヤに電話した。


「もしもォし」


アヤは元気よく出た。


美稀は今日あった出来事をすべて、話した。


「そっかァ。美稀はモテモテやなァ!」

アヤはイヤミっぽく言ってくる。ちょっとハラがたった。


「そんなんちゃうて!」

「ゴメンゴメン!笑」

アヤは美稀がキレた事に気付き謝った。

「どぉしよォ‐??」


「何もくらべらんと、美稀はどっちが好きかによるンちゃう??」


「何もくらべらんと?」


「ウン。だって本当に好きな方とつきあわな、美稀が損するで」


「せやな。ありがとォ」


その後、12時すぎまで、しゃべり続けた。