特等席はアナタの隣。

「まずは買い出しだな」
と、近所のスーパーに入った。

いつも利用するスーパーらしい。

カゴを持った黒崎君が、
「何作ってくれんの?」
と期待を込めた声で言う。

「ふふ、秘密」
いつかの黒崎君のように意地悪に笑って見せた。


「マトモなもん作れよ」

黒崎君が笑いながら答える。