特等席はアナタの隣。

まだ麻美にも言えないまま、お昼休みを迎えた。

お弁当を食べ終わり、いつも通り迎えに来た慎君と少しを話して、2人と分かれた。


言うタイミングが見つからない…。

ま、考えてもしょうがないや。そのうちみんな忘れるでしょ、と無理やり楽観的に考えることにした。


気持ちを切り替え、
さ、勉強勉強。
今日も図書館へと向かう。