特等席はアナタの隣。

図書館に残された私たち。
……しばらく沈黙が続いている。


き、気まずい…。
さっきのこと、怒ってるだろうか…。


この空間にいることが耐えられず、私も出ていこうと「じゃあ…」と足を踏み出したその時、バッと腕を掴まれた。


思わず振り返ると、すごく、苦しそうな表情の和泉君と目が合う。



力の加減が出来ていないのか、掴まれた腕がとても痛い。