「……モカ…」
高橋君を掴んでいた和泉君の手がゆるゆると離れる。
ヒックヒックと泣きじゃくる私の声だけが響いていた。
沈黙の中、はぁ〜、と深いため息が聞こえた。
「…なんか、お前らめんどくせぇな」
呆れた声で高橋君が言い、そのまま図書館から去ろうとしている。
「高橋!…もう、二度とモカに近付くな」
出口の辺りで高橋君は振り返った。
「モカちゃん!黒崎に飽きたらいつでも俺のとこに来な!」
待ってるよ♪と楽し気に言い残し、図書館から出ていった。
その瞬間、和泉君の眉がピクリと上がったのが分かった。
高橋君を掴んでいた和泉君の手がゆるゆると離れる。
ヒックヒックと泣きじゃくる私の声だけが響いていた。
沈黙の中、はぁ〜、と深いため息が聞こえた。
「…なんか、お前らめんどくせぇな」
呆れた声で高橋君が言い、そのまま図書館から去ろうとしている。
「高橋!…もう、二度とモカに近付くな」
出口の辺りで高橋君は振り返った。
「モカちゃん!黒崎に飽きたらいつでも俺のとこに来な!」
待ってるよ♪と楽し気に言い残し、図書館から出ていった。
その瞬間、和泉君の眉がピクリと上がったのが分かった。


![いつわり彼氏は最強ヤンキー[完]](https://www.no-ichigo.jp/img/issuedProduct/12250-750.jpg?t=1676623078)
