特等席はアナタの隣。

激昂した形相で高橋君を睨み付ける和泉君がいた。


「コイツは俺のだ。失せろ」
私でも足がすくむほどの恐ろしい声だ。



「…その割には随分ほったらかしにしてたみたいだけど?」

負けじと高橋君も挑戦的に言う。



「てめぇには関係ねぇだろ」
言いながら和泉君が高橋君に詰め寄った。