特等席はアナタの隣。

「うん、あれ俺書いた」

あっけらかんと言う高橋君に、全身から血の気が引いていくのが分かった。

「信じ…られない……なんで…」


「…なんでって?モカちゃんが欲しかったから」

真顔で言う高橋君に背筋がどんどん寒くなる。



「なに…言ってるの…」


「あれぐらい書けば、モカちゃん孤独になるかなと思って。そこにつけ入ろうとした」

あんまり効果なかったけど、と笑う。




「………最低…!!」