特等席はアナタの隣。

階段の下にある小さな倉庫、そこに隠れるように入った。


「…誰があんな事…」

まだ怒りが収まってない様子の和泉君が呟く。


先ほどのことが衝撃的すぎて、まだ声が出ない。


「…大丈夫だから、モカ。…俺がなんとかする」

私を優しく抱き締める和泉君に頷くこともできなかった。