特等席はアナタの隣。

「な、何でって言われても…。きょ、今日は気分じゃなかっただけだし…それに、毎日来るって約束してた訳じゃないし…」

私のしどろもどろの言い訳を黒崎君は黙って聞いている。


「そ、それに、ほら!黒崎君も私なんかと仲良くしてるのバレたら大変でしょ?…だから、行くの止めちゃおうかなって…?」


…もう、黒崎君の顔を見ることが出来ない。


「……そうか」

低い声が聞こえた。

自分で出した答えのくせに、納得しているような黒崎君に対して、すごく悲しくなった。
…なんて自分勝手なんだろ。