特等席はアナタの隣。

あれから、引き摺られるように歩き、結局黒崎君の家に来てしまった。


玄関に入っても、靴を脱いでいる間も、腕はしっかりと握られたまま…。
そのまま、2階にある黒崎君の部屋まで連れて来られた。


「とりあえず、座って」

私はベッドに座らされ、黒崎君はパソコンがあるデスクの椅子に座ってこちらに向いた。


「色々聞きたいことはあるけど、…何で今日図書館に来なかった?」