黒崎君を意識しすぎて、カラオケを楽しむどころじゃない。
皆が盛り上がってる中、私と黒崎君だけは静かだった。
「モカちゃん?楽しんでる?」
左隣に座る男の子が声をかけた。
慎君と同じ男子バスケ部の高橋健君。爽やか系なのも同じだった。
「そうよ!モカ!どうせなら楽しむわよ!!」
右隣の麻美がイェーーイ!!とはしゃいでいる。
「う、うん…」
そんな気分にはとてもなれないけど、そう返事をしておいた。
皆が盛り上がってる中、私と黒崎君だけは静かだった。
「モカちゃん?楽しんでる?」
左隣に座る男の子が声をかけた。
慎君と同じ男子バスケ部の高橋健君。爽やか系なのも同じだった。
「そうよ!モカ!どうせなら楽しむわよ!!」
右隣の麻美がイェーーイ!!とはしゃいでいる。
「う、うん…」
そんな気分にはとてもなれないけど、そう返事をしておいた。


![いつわり彼氏は最強ヤンキー[完]](https://www.no-ichigo.jp/img/issuedProduct/12250-750.jpg?t=1676623078)
