私を抱き寄せ


耳元で





「…お前が俺に惚れてるってコト♪」





きゅ-ん!




体内の血液がすべて頭に昇るような


おそらく私の顔は、
真っ赤に熟した林檎級。



「そうだろっ?」



そう言われた私は、素直になるしかなかった。




「…そぅ私…神谷のこと好ッ………………んッ」




神谷の唇がそっと私の唇に触れた。