お母さんと知らない男物の靴。

突然、帰って来いと言ったお母さん。



も…もしかして……

お取り込み中??



まさかお母さんは、あたしに浮気相手を紹介しようとしてるの?

じゃ、お父さんはどうなるの?



あたしの不安はどんどん膨らんでいく。




というか、現在進行形はやばいよね?

はやく止めにいかなきゃ!!




あたしは急いで靴を脱ぐと、明かりがついているリビングへと向かった。


………なんとしても、お母さんの浮気止めないと!!



あたしは心を落ち着かせるように制服をギュッと掴むと、リビングの扉を勢いよく開けた。





「おかあさーんっ!!

いくらなんでも体の関係はだめーっ!!」



「あ、おかえり、光里ちゃん!!」



「へ………?」




あたしがリビングのドアを開けると、お母さんが男の人と楽しそうに喋っていた。




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