「さすが、光里の両親だな…」



いっちゃんも苦笑い。

あたしは呆れながらもいっちゃんを見た。



「…これからどうする?

お父さん達あんなこと書いてたけど」



「折角だし、おじさん達のお言葉に甘えようぜ。

腹減ったし、軽くなんか食う?」



「そうしよっか。

じゃ、あたし作る―――」


言いかけたところで、いっちゃんがあたしの言葉を遮ってきた。



「今日は俺が作る。

お前は主役なんだから、おとなしくしてな」



今、なんておっしゃいました?



「いっちゃんって、料理出来るの?」



「当たり前だろ。

俺を誰だと思ってんだよ。

今から作るから、キッチン立ち入り禁止な」



そう言って、いっちゃんはそそくさとキッチンに向かって行った。



あんなに自信満々にして、失敗したらバカにしてやるんだから!




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