「今見てた映像で、旦那さんが死んだの・・・。とても辛くて悲しい。だから拒絶してるのかな」 自然と涙が出る。 「悲しい?そうね、あなたの旦那さんだった人だものね」 そう言いながらお姉さんは窓の外を眺めた。 「ちょっと消えるわね。またあとで来るわ」 「えっ、お姉さん、ちょっと待っ」 そう言いかけた時、お姉さんはスゥっと消えた。それと同時に私の声も消えた。