机の上に乱雑に置かれた教科書を払いのけ、机の端からリモコンを見つけた。 「あった」 テレビをつけ、ボタンをあちこち押す。 「・・・ばんは。X月X日の天気予報を」 X月X日・・・。俺の、戻りたいと、何度も何度も願った日だ。 「やった、やったぁ。あの白髪すごい。やばい。あー、どうしよう」