刹那がいなくなった時空堂は静かだ。むしろ暇だ。だけど俺は帰らない。 「ふぁぁ。帰れば良いのに」 ナイスタイミングで言うな、クロ。欠伸ついでに。 「刹那が帰るまで、俺はここにいる」 背伸びをしながら答えた。 「何の為に毎日毎日。潤、おまえ本当に暇なのだな」 クロは目を細めながら、ニヤーっと笑い言った。暇暇って、そんなイメージなんだろうか。まぁ、実際何にもしてないけどさ。 「ほっとけ」 机に突っ伏しながら答えた。図星だから他に言葉が見つからない。