「マジかよ…。そんな委員会が面白い委員会があったのかよ…。
それが…えーっと…」
「風紀委員だ。」
「風鬼委員!!!!名前かっけぇ!!」
ん?今、漢字変換が違うように聞こえたけど…。
「俺やるわ!風鬼委員!!」
先生に上手く言いくるめられた黒住くんは大きく手を挙げた。
「うわぁーせんせー、詐欺じゃーん。」
「黒住、単純すぎねぇ~?」
他の生徒はそう言うが誰も止めようとはしない。
やっと委員会決めが終わり下校でできるからだ。
「それじゃあ、このあとの放課後で各委員会会議に行ってくれ。」
先生はそう言ってSHRを終わりにする。
私も風紀委員の集合場所の会議室に行かなきゃ。
って…黒住くんも一緒なんだっけ…。



