あ。 「やっぱり花瓶にさす。」 俺は花束を花瓶にさした。 コップに浮かぶのは小さいキンモクセイの花びら。 ソラが気に入ってくれたみたいだ。 「市川悟を幸せにしてます!」 俺の後ろで杉浦がはきはきと言った。 俺は笑い出してしまう。 それはこっちのセリフだ。 「空美、ヤキモチやくなよ。」 俺はソラに微笑みかけた。