≪エピローグ≫
生徒会である私たちは学校で集めた募金を持って老人ホームへと向かった。
町はずれの小さな老人ホーム。
中に入り、ヘルパーの方に会長が募金を手渡した。
これで任務完了。
「ちょっと、田中さん!邪魔しちゃダメ!」
大声を出すヘルパーさんの声が聴こえ振り向くと
車いすに乗ったおじいさんすいすいこちらへやってくる。
「お嬢ちゃん、べっぴんさんやなぁ」
「あ…ありがとうございます…」
皆にクスクスと笑われ、赤面する私。
そこへ若いヘルパーさんがおじいさんの横へしゃがんだ。
「おじいさん、このお姉さんが気に入ったの?
でもダメだよ。
このお姉さんは俺が先に目をつけたんだから」
洒落た再会に私はしばし驚いたが
そのあとクスッと笑って
「ありがとう」と言葉を零した。
―END―
生徒会である私たちは学校で集めた募金を持って老人ホームへと向かった。
町はずれの小さな老人ホーム。
中に入り、ヘルパーの方に会長が募金を手渡した。
これで任務完了。
「ちょっと、田中さん!邪魔しちゃダメ!」
大声を出すヘルパーさんの声が聴こえ振り向くと
車いすに乗ったおじいさんすいすいこちらへやってくる。
「お嬢ちゃん、べっぴんさんやなぁ」
「あ…ありがとうございます…」
皆にクスクスと笑われ、赤面する私。
そこへ若いヘルパーさんがおじいさんの横へしゃがんだ。
「おじいさん、このお姉さんが気に入ったの?
でもダメだよ。
このお姉さんは俺が先に目をつけたんだから」
洒落た再会に私はしばし驚いたが
そのあとクスッと笑って
「ありがとう」と言葉を零した。
―END―



