「彼は生徒会長だから。心配しないで。」 私は彼の手から離れ、会長のほうへ駆け寄る。 「んじゃ、黒住、呼びかけ運動がんばって」 会長は企んだような笑みを見せ、黒住くんに手を振った。 黒住くんは何か言いたげの顔をして私たちに背を向ける。 「さて本題に入ろうか」 会長は私に顔を向ける。 「会長…。」