「私たちは風紀委員なのですから」


彼を睨んでから、また自分の手に持っている本に視線を移した。


不良を睨んじゃった・・・。


「・・・お前のカノジョ怖いな」

「頼もしい相棒だろ?☆」

「それよりお前が不憫だ。断言されちゃって。ドンマイ」

「お前それを言うなよー」


私が本の世界に逃げ込んだら彼が上手く対処してくれたらしい。