雅治君が去っていき 私たちは押し黙ったまま立っていた。 「雅治と…なんなんだよ?」 彼は下を向いたまま言う。 「幼馴染…だよ。」 それからまた沈黙。 「お前、俺と居る時より顔が和らいでた。」 「へ…?」 「俺と居る時は…緊張してる感じだったけど… あいつと居ると肩の力を抜いていた。 それってどういうことだよ?」 分からないよ。 私だって今言われて初めて知ったんだから。