『へ?キス!?』
ソラと付き合い初めて次の日
俺はソラを土手に呼び出した。
ここならあまり人が来ないし
草むらに隠れて人に見られない。
その日は小粒の雨が降っていた。
『でも、付き合って1日目じゃん…。』
俺が小学だった頃とあまり変わってない。
いや、少し幼く見える。
今まで俺がソラを見上げていたのに
今ではソラが俺を見上げていた。
「そんなの関係ないよ。」
俺は優しく囁くように言った。
それでも戸惑うソラ。
俺は早くこいつをモノにしたかった。
フッた元カノに復讐するかのように。
まったくガキらしい事だ。
俺はやけになっていて
俺の前で戸惑うソラにイライラして
強引にキスをした。
『イヤっ!』
ソラはすぐに俺を離そうとして
俺を突き飛ばした。
俺は無様に尻もちをつく。
とってもカッコ悪い。



