「良いじゃん、やりなよ。
きっと菜乃花なら出来るよ。」

「うん、頑張るね。」

菜乃花は嬉しかった。

好きな人に応援されて、
嬉しくない訳がない。

慧を好きな気持ちは、誰にも負けない。

菜乃花は、今日ここへ来る際に
1つ決めてきた事があった。

慧に告白する、と。