新学期を迎えた。

また、学校でいつもの日常が始まる。

双子も毎日楽しく通えていた、
そんなある日の事。

慧はこの日、体調が優れなかったが、
それを隠して登校していた。

しかし、それにいち早く
気づいていたのは、
片割れの耀だった。

慧を廊下に呼び出して話をする。