やがて、叔父がポツリと言った。

「…ナオ。」

「ん?」

「俺はね、君が
うちに来てくれて
とても嬉しかったよ。
怪我をして、心を閉ざした君が、
来てくれなかったら
どうしようかと思っていたからね。」

「叔父さん…。」