必要な物を買い揃えて
七海の家に行き、作り始める。

「七海!
それ、湯煎で溶かさないと!」

「あ、やっば!」

「もぉ~、七海ぃ。」

2人で笑う。

だから女同士での料理は楽しい。

好きな人の事を考えて作る。

それがどんなにワクワクするか。

尚翔の喜ぶ顔が
早く見たい可憐だった。